飲食店「i(アイ)」(福岡市中央区赤坂2、TEL 092-707-1150)がオープンして1カ月がたった。
京都の「喫茶 百景」(京都市中京区)の2号店としてオープンした同店。「喫茶 百景」で約2年間修業した店長の濱田照平さんが、ハンドドリップで1杯ずつコーヒーをいれる。コーヒーは、京都の自家焙煎(ばいせん)珈琲専門店「ガロ」のコーヒー豆を使って提供する。
店舗面積は約17坪。席数は、テーブル=24席、カウンター=4席。自然光を取り入れる天窓が特徴で、内装は白を基調とし、アクセントカラーの黄色と金色をメニュー表やドアの取っ手、照明器具に採用した。店のコンセプトは地域に愛される「町の喫茶店」という濱田さんは「照明は明るさを変えられる調光機能付きで、夜になると雰囲気が変わるので『夜喫茶』も楽しんでもらいたい」と話す。
コーヒーは、中深いりの「ブラジルブレンド」、深いりの「イエメンブレンド」「ケニアブレンド」(以上、650円)を提供するほか、コーヒー豆(100グラム、800円)や11枚つづりのコーヒーチケット(6,500円)も用意する。スイーツは、自家製チーズケーキと、山形から取り寄せるチョコレートケーキ(以上、500円)をそろえる。アルコールは、ビール、ウイスキー(以上、800円)を用意する。
濱田さんは「『人と人の間にあるコーヒー』を大切に、コーヒーが持つ魅力や、いろんな楽しみ方を伝えていきたい。気軽に来店してもらえれば」と呼びかける。
営業時間は13時~22時。火曜定休。