糸島産の野菜を使った食品などを販売する「ITOSHIMA MASAKI+(イトシママサキプラス)」が12月14日、大丸福岡天神店(福岡市中央区天神1)本館地下2階にオープンした。
「ITOSHIMA MASAKI」は、2014(平成26)年に福岡県糸島市に移住した正木淳さん・康江さん夫妻が、糸島の野菜のおいしさに魅了されて立ち上げたブランド。食料品店やスーパーなどに卸販売しているほか、2020年には糸島市南風台に直営店をオープン。糸島野菜だけでなく、九州各地の「知る人ぞ知る」おいしい食材を伝えていくことをコンセプトに今回、「ITOSHIMA MASAKI+」をオープンした。
看板商品のドレッシング「糸島野菜を食べる生ドレッシング」は、糸島産の野菜を手作業で皮ごとすりおろし、粒々した食感が特徴。定番の「人参(にんじん)」「玉葱(たまねぎ)」「大根と大葉」(以上928円)、「トマトとパプリカ」「赤玉葱とジンジャー」(以上972円)をはじめ、季節限定の「あまおう」(1,188円)、「柚子(ゆず)みそ」(972円)を販売する。そのほか、「ゴボウピクルス」(1,296円)「トマトピクルス」(1,404円)、糸島産の果物を使ったフルーツバター「あまおうバター」「イチジクバター」(以上1,188円~)、コンフィチュール(各1,188円)などをそろえる。
来年からは新ブランド「ITOSHIMA MASAKI+」の商品の販売を始め、糸島野菜だけではなく九州の野菜や肉などを使った「黒毛和牛のビーフシチュー」や「天然鯛(たい)の柚子スープ」など5種類のスープから選べる「セレクトスープ4点セット」(5,400円)を用意する。
店長の酒瀬川麻理さんは「ドレッシングは保存料と着色料を使っていない。試食もできるので、いろんな方に知っていただきたい。気軽に立ち寄ってもらえたら」と呼びかける。
営業時間は10時~20時。