展覧会「『サンエックス90周年 うちのコたちの大展覧会』たれぱんだ・リラックマ・すみっコぐらし~みんなの生まれたところの話~」が現在、福岡三越(福岡市中央区天神2)9階「三越ギャラリー」で開催されている。
「サンエックス」は1932(昭和7)年に創業、昨年で90周年を迎える。自社デザイナーによるオリジナルキャラクター商品の製造・販売・ライセンスビジネスを手がけ、「たれぱんだ」「リラックマ」「すみっコぐらし」「こげぱん」「アフロ犬」「みかんぼうや」「モノクロブー」「チキップダンサーズ」「くまうさ」など1000以上のキャラクターを生み出している。同展は、サンエックスの創業90周年を記念し、自社キャラクターを集合させた初の大展覧会として企画。昨年8月に東京、10月~11月に北海道で開催し、福岡は3会場目となる。
会場では、1998(平成10)年発売の「たれぱんだ」、2003(平成15)年発売の「リラックマ」、2012(平成24)年発売の「すみっコぐらし」を中心に、1990年代・2000年代・2010年代・2010年以降と年代ごとに発売したキャラクターを紹介し、キャラクターにまつわる資料や原画、グッズ、映像、立体物など1000点以上を展示する。
1979(昭和54)年にサンエックスが初めて手がけたキャラクター「ロンビッシュクラウン」のペンケースや、「たれぱんだ」の絵本原画、初期試作のぬいぐるみ、「リラックマ」の初回カンプやラフスケッチ、映画「すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ」の絵コンテなどを展示する。2010年以降の「あたらしいなかまたち」として、初めて地上波全国放送テレビアニメシリーズとなった「チキップダンサーズ」の番組制作資料などの展示や、ユーチューバーのエミリンさんとコラボした仕掛け絵本に登場する「くまうさ」などのキャラクターを紹介する。
グッズコーナーでは、「サンエックスだいすきぬいぐるみセット」(9,900円)、「サンエックスだいすきてのりぬいぐるみ」(1,760円)、缶ペンケース(15種、各1,100円)など、同展オリジナルグッズを約250種類販売する。
開催時間は10時~20時(最終日は18時まで、入場は1時間前まで)。料金は一般=1,500円(前売り1,300円)、中・高校生=1,200円(同1,000円)、小学生=800円(同700円)。今月26日まで。