韓国式中華料理店「天神飯店(テンジンハンテン)」(福岡市中央区大名1、TEL 092-406-2564)が5月23日、オープンした。
提供する韓国式中華料理は、中華料理を韓国人の好みに合わせてアレンジした料理。店主のキム・カンハンさんが、韓国で56年続く韓国式中華料理店「ジュンファファンジョン」の3代目である友人を料理長として迎え開店した。キムさんは「韓国から福岡に移り住んで以来、ジャージャー麺やチャンポンなどの韓国式中華料理を食べられる店が天神に少ないと思っていた」と話す。店舗面積は約27坪。席数は、カウンター=6席、テーブル=24席。
メニューは、豚肉やタマネギ入りの甘めのたれを絡めて食べる「ジャージャー麺」(単品=800円~、ランチセット=1,100円)、辛いスープに炒めた野菜やエビなどが入った「チャンポン」(同=1,200円~、同=1,500円)、「チャーハン」(同=1,000円~、同=1,300円)などをそろえる。ランチ利用時の単品には、ライス、キムチ、韓国のたくあんを付ける。ランチセットは、ライス、キムチ、韓国のたくあん、韓国式酢豚「タンスユク」のミニサイズ付き。このほか、17時30分からは一品料理やおつまみ、アルコールなどもそろえる。
キムさんは「韓国式中華料理はソウルフードとして長く愛されている。食を通じて韓国の文化を伝えたい。こんな食べ物があるのだと、知ってもらう機会になれば」と話す。
営業時間は11時30分~14時30分、17時30分~22時。月曜定休。