サンドイッチやコーヒーなどを提供するサンドイッチ店「Park South Sandwich（パーク サウス サンドイッチ） FUKUOKA」（福岡市中央区大名2）が6月16日から、フードロス削減サービス「TABETE」を導入した。

販売商品イメージ

　同店は今年6月8日、福岡大名ガーデンシティ・ビオスクエア2階にオープンしたサンドイッチ店。「Park South Sandwich」は広島に1店舗、福岡は同店が初出店。全粒粉のパンで野菜や卵、チーズ、ハムなどの食材を挟んだサンドイッチをはじめ、ドーナツ、オリジナルブランドコーヒー「24/7coffee&roaster（トゥエンティーフォーセブン コーヒーアンドロースター）」などを提供する。運営は飲食・アミューズメント事業の企画・運営を行う「ダイヤモンドダイニング」（東京都港区）。

　「TABETE」は、閉店までに売り切ることが難しいなか、「まだおいしく安全に食べられる商品」とユーザーをマッチングするフードシェアリングサービスで、「コークッキング」（埼玉県東松山市）が運営。ダイヤモンドダイニングが運営する店では広島3店と福岡1店の計4店舗で同サービスの導入を開始する。

　同店では当日に消費期限を迎えるサンドイッチを詰め合わせた商品を定価の約40％引きで販売する。商品は「おかず系サンドイッチ 2個詰め合わせ」（720円）、「おかず系サンドイッチとスイーツ 2個詰め合わせ」（650円）、「本日のサンドイッチ4個詰め合わせ」（1,480円）の3種類。利用者は、アプリをダウンロードし商品を選択、事前決済が完了したら、引き取り時間内に商品を受け取る。割引になった商品はアプリを通してのみ購入できる。

　同社ブランドサポート本部の山本彩香さんは「スタッフが毎朝手作りで具材を挟んで作っている自慢のサンドイッチ。お得においしく、サステナブルに楽しめる『TABETE』を試してほしい」と話す。

　引き取り時間は17時～19時。