食料品店「KIOSKO(キオスコ)」(福岡市中央区六本松4)がオープンして2カ月を迎えた。運営は「イビサ」(薬院1)。
同店は、スペイン料理店「イビサルテ」(薬院1)の総菜やハムやチーズなどの加工品、スパイス、スペイン産ナチュールワインなどを取り使う食料品店。店名はスペイン語で「売店」という意味で、「気軽に立ち寄ってもらえるように」という思いを込めたという。場所は「天神から少し離れていて、コミュニティーが確立している所」を探したという。店舗は土壁を使い温かみのある内装に仕上げたといい、店内には6~8人ほどが立ち飲みできるイートインスペースも設け、フードメニューのほか購入した総菜も食べることができる。店舗面積は7.5坪。
総菜メニューは「イビサルテ」で一番人気という「魚介のパエリア」やガリシア風ツナのパイ「エンパナーダ」「タコのサルピコン」(以上100グラム=300円~)など約10種類の日替わり総菜のほか、「自家製サルチチョン」「ハモン・セラーノ・デ・トレベレス(18カ月熟成)」、モッツァレラチーズなどをそろえる。このほかイートインメニューとして「スペイン産イベリコ豚のチョリソとサルチチョン」や「半田ファームのチーズ」、スペイン産ビール、コーヒーフロート(以上600円)、「半田ファームソフトクリーム」(450円)などを準備する。
店長の古賀陽子さんは「日常的にも、お土産にも使ってもらえる商品をそろえている。イビサルテの料理を気軽に家でも食べてもらえれば」と話す。
営業時間は11時~20時。第2・4月曜、火曜定休。