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福岡市美術館で「巨大ロボットアニメ」展 鉄人28号から近年まで紹介

「メガゾーン23」のロボット「ガーランド」や「ルパン三世 PART2」に登場する「ロボット兵ラムダ」の壁面展示(「日本の巨大ロボット群像-巨大ロボットアニメ、そのデザインと映像表現-」、福岡市美術館、9月9日~11月12日開催)

「メガゾーン23」のロボット「ガーランド」や「ルパン三世 PART2」に登場する「ロボット兵ラムダ」の壁面展示(「日本の巨大ロボット群像-巨大ロボットアニメ、そのデザインと映像表現-」、福岡市美術館、9月9日~11月12日開催)

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 展覧会「日本の巨大ロボット群像-巨大ロボットアニメ、そのデザインと映像表現-」が現在、福岡市美術館(福岡市中央区大濠公園)2階、特別展示室で開催されている。

床面に平面で再現した18メートルのガンダム

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 1963(昭和38)年にテレビアニメ「鉄人28号」が放映され60年を迎える今年、同展は「鉄人28号」から近年の巨大ロボットアニメにおけるデザインとその映像表現の歴史をひもとき、メカニズムと大きさを軸に紹介していく。

 展示は第1章~第7章、最終章の合計8章構成とする。会場では、「鉄人28号」をはじめ「マジンガーZ」「ゲッターロボ」「超電磁ロボ コン・バトラーV」「機動戦士ガンダム」など、各年代に制作放送された巨大ロボットアニメについての展示を通し、巨大ロボットアニメの歴史をたどってもらうような構成で展開する。

 会場では、デザイン画やアニメ劇中の場面などから制作した巨大ロボットのメカニズムに関する造形物を展示するほか、アニメに関するイラストや設定図の展示、18メートルのガンダムを床面に平面で再現するなど、ロボットを劇中で設定された大きさに再現した展示、ロボットの紹介映像放映などを行う。このほか「スタジオぬえ」のメカニックデザイナー・宮武一貴さんが同展のために描き下ろした、「マジンガーZ」「超電磁ロボ コン・バトラーV」「勇者ライディーン」を描いた縦2.6メートル、横5.8メートルの絵画も展示する。最終章では、映画監督の押井守さんなど6人の識者のインタビューを展示する。会場内は一部作品を除き撮影可能。有料で、声優の銀河万丈さんと水樹奈々さんがナレーションを務める音声ガイドの貸し出しも行う(700円)。

 会場ではグッズ販売も行う。ラインアップは、「パーカー 鉄人28号 ネイビー」(M・L・XL=各8,800円)、「めんべい マヨネーズ味 宇宙の戦士」「めんべい プレーン 鉄人28号」(以上918円)、「カプセルトイ アクリルキーホルダー」(全6種、400円)、「カプセルトイ イメージカラー缶バッジ」(全5種、300円)などをそろえる。

 開催時間は9時30分~17時30分(入館は閉館30分前まで、9月~10月の金曜・土曜は20時閉館)。月曜休館(祝日の場合は翌日)。観覧料は、一般=1,600円、高・大学生=800円、小・中学生=500円。11月12日まで。

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