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福岡市博物館で「黒田侯爵家の名品」 国宝や重要文化財を含む約140点

「特別展 黒田長政没後400年 黒田侯爵家の名品 知られざる黒田家『家宝』の近代史」会場の様子

「特別展 黒田長政没後400年 黒田侯爵家の名品 知られざる黒田家『家宝』の近代史」会場の様子

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 展示会「特別展 黒田長政没後400年 黒田侯爵家の名品 知られざる黒田家『家宝』の近代史」が現在、福岡市博物館(福岡市早良区百道浜3)2階特別展示室で開催されている。

会場の様子

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 旧福岡藩初代藩主黒田長政の没後400年を記念した同展。明治時代から昭和時代以降の黒田家コレクションのうち、「家宝」とされた資料を全6章に分けて展示する。

 展示品は、国宝の「刀 名物『圧切長谷部(へしきりはせべ)』」(福岡市博物館所蔵)や「太刀 銘『安家(やすいえ)』」(京都国立博物館所蔵)、重要文化財の「『銀箔(ぎんぱく)押一の谷形兜(たになりかぶと)・黒糸威五枚胴具足(くろいとおどしごまいどうぐそく)・小具足付』」(福岡市博物館所蔵)や「黒田長政像(同)」、「大手鑑(おおてかがみ)『筆陣毫戦(ひつじんごうせん)』」(五島美術館所蔵)、黒田家が収集し「家宝」とした美術品の「唐物茶壺(からものちゃつぼ) 銘『蓮華王(れんげおう)』」(福岡市美術館所蔵)や「懸崖叢菊図(けんがいそうきくず)」(福岡市博物館所蔵)など約140点。

 10月15日には、同館学芸員の野島義敬さんによる講座「黒田侯爵家の家宝」(定員240人)を開催。13時30分から。毎週水曜には、同館学芸員によるギャラリートーク(2階特別展示室入口集合・同展入場者対象)も開催する。14時から。いずれも事前申し込みは不要。「展覧会図録」(1,400円)も販売する。

 開催時間は9時30分~17時30分(入場は17時まで)。月曜休催(祝日の場合は翌平日)。料金は、一般=1,600円、高大生=1,200円、小中生=500円。11月5日まで。

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