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大丸福岡天神店にクリスマスツリー プラスチックごみの「循環」テーマに

クリスマスツリーと博多大丸の箱﨑純史さん

クリスマスツリーと博多大丸の箱﨑純史さん

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 大丸福岡天神店(福岡市中央区天神1)エルガーラ・パサージュ広場のクリスマスツリーが11月11日、点灯した。

プラスチックごみから作られたフラワーポット

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 今年のクリスマスツリーのテーマは「CIRCULATION~循環~」。長崎県対馬市と連携し海ごみ問題をテーマにした昨年に続いて、今年は廃棄プラスチックや海洋プラスチックのアップサイクルを通じた「プラスチックごみの循環」と「環境の循環」をツリーで表現する。ツリーを企画した博多大丸「九州探検隊」のメンバーの一人、箱崎純史さんは「一年の中でも注目度が高まるクリスマスに、ツリーと一緒にプラスチックごみ問題について発信したいと考えた」と話す。

 ツリーの高さは約15メートル。昨年に引き続き対馬市の海岸で回収した発泡スチロールなどの白い海ごみを再利用して作ったオーナメントを飾り付ける。加えて今年は土台にペットボトルキャップなどをアップサイクルしたパネルを使った。

 ツリーの前には、プラスチックごみから作られたフラワーポットを「循環」をイメージして輪の形に飾り付けたフォトスポットを設置。フラワーポットは、地域のプラスチックごみを地域内で新しい資源に変える活動を行うコミュニティー「プレシャスプラスチック」に参加する国内外の11団体が協力し、それぞれの地域のプラスチックごみを使って制作したという。

 12月23日と24日はパサージュ広場で「プレシャスプラスチック九州」のインスタグラムアカウントをフォローし、クイズに参加した客先着各日100人にフラワーポットを進呈する。

 箱﨑さんは「ペットボトルの代わりにマイボトルを使うなど1つでも行動を起こしてもらいたい。クリスマスツリーを見て感じたことを周りの人に伝えて広めてもらえたら」と呼びかける。

 点灯時間は10時~23時(最終日は21時まで)。12月25日まで。

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