複合施設「福岡大名ガーデンシティ」（福岡市中央区大名2）内のホテル「ザ・リッツ・カールトン福岡」18階のカフェ「Diva（ディーバ）」（TEL 092-401-8882）で現在、「クリスマス限定アフタヌーンティー」を提供している。

「ザ・リッツ・カールトン福岡」18階のカフェ「Diva」

　「ザ・リッツ・カールトン福岡」は今年6月に九州初進出として開業。初のクリスマスシーズンでは、「赤・白・緑のクリスマスカラー」をコンセプトに、地元の食材や旬のフルーツを使った「クリスマス限定アフタヌーンティー」を提供する。

　クリスマス限定アフタヌーンティーは、スイーツ6種、セイボリー4種、スコーン2種をそろえる。スイーツは、福岡県産イチゴ「あまおう」を使ったショートケーキ、佐賀県産の白イチゴ「淡雪」とバニラクリームのタルトレットなど。セイボリーは、九州産黒毛和牛のローストビーフを使ったサンドイッチや、福岡県産かつお菜のムースなどを用意する。ドリンクは、コーヒー、ショコラオレンジティー、チャイなどのほか、追加料金でシャンパンもそろえる。同ホテル総料理長の早坂心吾さんは「福岡にこんなにも素晴らしい食材があることをお客さまに再認識してほしくてメニュー開発した」と話す。

　Diva前のスペースには、高さ4メートルのクリスマスツリーを設置し、博多織を再利用したオーナメントで飾り付ける。福岡の素晴らしい伝統文化を未来につないでいきたいという思いを込めたという。オーナメントの制作は西村織物（筑紫野市）に依頼。博多織の職人たちが、制作過程で残った端切れや残糸を使い手縫いで仕上げたという。オーナメントは、モミの木やクリスマスブーツなど計4種類。

　同ホテル広報担当の田崎貴美子さんは「九州の食の魅力を世界に発信していく一役を担えればうれしい。大切な方との時間に使ってもらえれば」と話す。

　提供時間は12時～16時。料金は8,800円。1日50人限定で、2時間制。予約は電話とウェブサイトで受け付ける。12月25日まで。