大丸福岡天神店(福岡市中央区天神1)のバレンタインイベント「九州チョコ深発見」が1月24日、本館の8階催場を中心に始まった。
「九州特化型バレンタイン催事」と題し、同店の食品部と販促担当の20~30代の女性社員を中心に企画した。出店ブランドの6割を占める60の九州ブランドが出店する。大丸広報担当者の立石幸菜さんは「九州の魅力あるパティシエ、ショコラティエが作る、魅力あるチョコレートを知ってもらいたいと企画した。イベントや会場の装飾など女性ならではの視点を取り入れた」と話す。
会場では、九州ブランドと九州食材をコラボした同イベントオリジナル商品などを販売する。「パティスリー・ジョルジュマルソー」(渡辺通5)の「にしだ果樹園」(熊本県玉東町)の青みかんを使ったガナッシュで作った「スーパームーン」(1,620円)など。11時から、異なるブランドの3種類のチョコレートをドリンクと一緒に食べることができるイベント「チョコっとトライアル」も開催する。料金は500円でドリンク代別途。金曜・土曜の17時からアルコールも提供する。大丸福岡天神店のバレンタイン催事では初企画になるという「パティシエリレー」では、「アクアテラス」(福岡市東区)や「Doble K」(熊本市)、「ルナミエンス」(鹿児島県鹿屋市)などの九州の8ブランドがリレー形式で入れ替わり出店し、生ケーキを販売する。
立石さんは「九州ブランドの出店が昨年の20ブランドから今年は60ブランドに増えた。地の物ならではの香りや味を楽しんでもらえれば」と話す。
開催時間は10時~19時(最終日は17時まで)。2月14日まで。