魚がメインの小料理屋「お魚ことら」(福岡市中央区渡辺通5、TEL 092-707-1960)がオープンして1カ月がたった。
1月2日にオープンした同店。店舗面積は10坪。席数は、カウンター=6席、テーブル=12席。店主の耳塚達也さんが、実家の小料理屋「寅寅寅(とらさん)」(高砂1)で8年間修業した後、鮮魚店「いと嘉(よし)」(春吉1)で仕入れなどを1年間勉強し、妻の麻希さんと開業した。店名は「寅寅寅」にちなみ「ことら」と名付けた。麻希さんは「平仮名にしたのは、覚えてほしいし、柔らかい印象にしたかったから。店の看板は、習っている書道の先生に書いてもらった大切な物」と話す。
定番メニューは、「おひたし」(440円)や「ピーマン塩こんぶ」(660円)など前菜14品、「カニクリームコロッケ」(605円)「出し巻き玉子」(660円~)、「自家製からすみ」(1,430円)など一品料理17品、「手羽唐」(275円)や「豚バラとお野菜のせいろ蒸し」(990円)など肉料理9品、「手巻き寿司(ずし) 鮪(まぐろ)」(605円)や「味噌(みそ)汁」(330円)など〆(しめ)料理9品をそろえる。旬の魚や野菜を使った品を本日のお薦め料理として約40品用意する。
「旬の料理が食べられ気軽に来られる店を目指している。博多のおいしい物を食べに来てほしい」と達也さん。麻希さんは「子ども連れでも気兼ねなく使ってもらえれば」と呼びかける。
営業時間は18時~翌3時(日曜は12時~22時)。月曜定休。