アジアの子どもが描く「未来に残したいまち」カレンダー

1月のカレンダーは特別賞に選ばれた「勝馬の夕日」

1月のカレンダーは特別賞に選ばれた「勝馬の夕日」

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 国連ハビタッット・アジア太平洋事務所(福岡市中央区天神1)の支援団体であるNPO法人日本ハビタット協会は「2007ハビタット・カレンダー」を製作した。

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 同企画は「ハビタット」が日本・タイ・ロシア・スリランカ・インドネシア・パキスタンのアジア6カ国に住む子どもを対象に開催している「世界ハビタットデー記念絵画コンクール」で「応募作品のクオリティーの高さと美しさ」と「子どもたちの目から見る町の姿」を多くの人にも見てもらいたいと始めたもので、今年で6年目。

 内容は、今年の絵画コンクール「未来に残したい私たちのまち」の優秀作品で構成され、福岡の勝馬の夕日や、スリランカの行事と田園風景を描いたものなど「概念にとらわれない色彩と発想、子どもの目線で描かれた」(同法人)作品12点で構成され、絵葉書としても使用できるようになっている。

 カレンダーは「ハビタット」が推進する紛争や災害にあった国の「まちづくり」の再建復興事業に募金(1口=1,000円)すると進呈されるもので、昨年は約200万円の募金が集まった。また、国連ハビタット・アジア太平洋事務所は学校や図書館などに原画の貸し出し(無料)も行なっている。

日本ハビタット協会

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