パシフィックキャピタルジャパン(福岡市博多区網場町)は11月1日、複合商業施設「季離宮」にビストロ&バール「ラ・バスケーズ」(中央区今泉1、TEL 092-720-8118)をオープンした。プロデュースは「メゾンカイザー」の木村周一郎さん。
店舗面積は約54坪、座席数はテーブル席=45席、個室=1室(5名)、カウンター席=6席。「フランスとスペインの間辺りにある古いバール」をイメージした店内は、「落ち着いた赤」と木目を基調とし、オープンキッチンのグリヤードにチャコールピットを設けるなど、客席から「調理の様子」を見ることができるのが特徴。
主なメニューはフレンチをベースにその日に仕入れた真鯛やナンバリングされた和牛、壱州牛などのグリル(2,040円)や、ワゴンサービスのデザート「台湾バナナのローストキャラメル風味」(1,400円)、ショコラパリ(950円)、ランチセット(前菜・スープ・メイン・パン・デザート・コーヒー=2,620円)、ディナーセットはランチと同じだが食材が変わりアミューズが付く(5,040円~)。パンは全て「メゾンカイザー」の商品で、ドリンクは南フランスのワインを中心に約80種類(1本=2800円~)を揃えている。
出店について中園純二総支配人は「店名にもなっているフランスのバスク地方は生の魚なども食べ、食文化が福岡に似ている。今はベーシックなフレンチを中心に用意しているが、今後はバスク地方のパエリアやジビエなども提供していきたい」と話している。
客単価はランチ=1,500円、ディナー=5,000円。ターゲットはランチが20代~60代の女性で、ディナーは会社員やカップルなどの男女。営業時間はランチ=11時~14時30分(オーダーストップ)、ディナー=17時30分~22時(オーダーストップ)。