家具店「酒見椅子店」が福岡三越(福岡市中央区天神2)6階にオープンして2カ月がたつ。
「酒見椅子店」は1958(昭和33)年設立の大川市の家具メーカー。ソファや椅子、スツールなどを中心に、公共施設や飲食店などの特注家具、自社オリジナル家具の製造販売を手がけている。大川市にショールーム兼ショップを構え、福岡三越に出店したのは2店舗目の常設ショップ。4月19日にオープンした。
店舗面積は約30平方メートル。店内には、スツール、ソファ、テーブル、椅子など約30種類を展開する。ラインアップは、桃や梅、ツバキ、桜などの花をモチーフにし和菓子のもなかからインスパイアされ開発したという「モナカ スツール」(2万6,400円~)や、練り菓子をイメージした形の「ネリカ スツール」(4万700円~)、船をイメージしたデザインのソファ「フナダイ ソファ」(3人掛け=65万2,300円)など。ソファなどの大型家具は受注販売。スツールなどの小型家具で在庫がある物は当日販売する。
「和のテイストだが、一般的な家の雰囲気にも入り込むようなデザイン」と同社の酒見智大社長。「細かなオーダーにも応えている。気軽に座りに来てもらえたら」と呼びかける。
営業時間は10時~20時。