福岡市の飲食店で現在、魚食普及フェア「HAKATA FISH PROJECT」の第1弾が開催されている。企画・主催は福岡市。
魚食普及のために、長浜市場で水揚げされた旬の水産物を使った料理を福岡市内の対象飲食店で提供する同フェア。第1弾となる今回は、イカを使った料理を提供する。今後、アナゴ(8月)、タイ(9月・10月)、ブリ・クエ(11月)、カキ(12月・来年1月)、ヒラメ(2月・3月)と、魚種を変えて順次行う予定。
参加店舗と提供メニューは、「GRAND HOURS 天神店」(福岡市中央区天神2)の「本日のイカと地アサリアスパラガスのパスタ」(1,680円)、「どんぶり酒場 どんどん」(平尾1)の「ヤリイカと能古島甘夏の幽庵焼き」(1,100円)、「まつ永水産」(渡辺通4)の「イカ活(い)き造り」(100グラム=1,000円~)、「侑久上海」(天神3)の「一本槍(やり)イカのガーリック炒め」(2,640円)、「PIZZERIA CENTO(ピッツェリア チェント)」(早良区祖原)の「イカスミソースのスパゲティ」(1,650円)、「和匠(わしょう) 博多松月」(博多区住吉1)の「郷愁のゆず香る塩辛」(550円)など。全部で23店舗が参加する。
期間中、参加店舗の指定メニューを注文してスタンプを集めると、抽選で30人に「唐泊恵比須かき(1キロ)」が当たるスタンプラリーも行う。
福岡市農林水産局水産部水産振興課の課長・冨田浩次さんは「『博多はやっぱり魚でしょ。』のフレーズの下、イカから始まり、オールシーズンで開催する。それぞれ旬の時期にフェアメニューを食べてもらい、おいしさを実感してもらえれば」と話す。
開催期間は7月31日まで。提供時間は店舗により異なる。