博多祇園山笠(やまかさ)の飾り山笠「十番山笠 福岡ドーム」が7月1日から、「MARK IS 福岡ももち」(福岡市中央区地行浜2)2階「ももちステージ」に展示されている。
今年で3年目となる同館での飾り山笠展示。同館の飾り山笠は地域貢献、活性化の取り組みとして、同館、福岡ソフトバンクホークス、ヒルトン福岡シーホークの3社で運営する。飾り山笠は、表に武者物・戦物、見送りに現代物を採用することが多いとされるが、同館の飾り山笠は表に現代物、見送りに武者物を採用するのが特徴という。設置している2階フロアからだけではなく、吹き抜けとなっている3階や4階部分、エスカレーターなど、さまざまな高さや角度から鑑賞できる。
今年の表題は、表は福岡ソフトバンクホークスの小久保裕紀監督、柳田悠岐選手、東浜巨選手、甲斐拓也選手の人形を飾り付けた「美破鷹之誉(びばたかのほまれ)」で、人形師は中野浩さん。見送りは、須佐之男命(すさのおのみこと)が八岐大蛇(やまたのおろち)と戦う様子などを人形で表現した「武魁神剣誉(ぶのさきがけしんけんのほまれ)」で、人形師は川崎修一さん(崎はたつさきが正式表記)。
展示時間は10時~21時。展示は今月14日まで。