無印良品を展開する良品計画が11月22日、コーヒーやアイスクリームを提供するコミュニティースペースを大丸福岡天神店(福岡市中央区天神1)東館地下1階の「無印良品 大丸福岡天神」(TEL 092-791-8604)の店内に設けた。
無印良品の店舗が地域のコミュニティーセンターになることを目指して始めた新サービス。店内の一角をリニューアルし、スペース内に誰でも利用可能なテーブルと椅子を設ける。老若男女問わず地域の客が集いにぎわう場となるよう、カウンターを併設しコーヒーやアイスクリームを提供。無印良品で購入した食品を持ち込むこともできる。今年9月にコープさっぽろ きたひろしま店(北海道)で初展開。大丸福岡天神店は、つくば並木店(茨城県)、広島アルパーク店(広島県)に続く4店舗目となる。九州への展開は今回初。席数は34席。
アイスクリームは10種そろえる。ラインアップは、「北海道ミルク」「塩キャラメルナッツ」「抹茶」「いちご」「チョコミント」(以上190円)、「いちごミルク」「沼津の井田塩」「黒豆」「リッチショコラ」「りんごミルク」(以上290円)。グラノーラコーンでの提供は追加120円。いちごミルクとリッチショコラは、同店で先行販売する。
コーヒーは、九州では同店にしかないというコーヒーマシンを使い、豆からひいて提供する。味わいの異なる3つの豆を使ったコーヒー「ライト」「ミディアム」「ダーク」(以上250円)をはじめ、ミルクアイスにエスプレッソをかける「アフォガート」(550円)、カフェラテ(350円)、アメリカーノ(300円)をそろえる。そのほか、紅茶(250円)やジュース「果汁100%りんご」(140円)なども用意。
柏木寛店長は「気軽にコミュニティースペースを利用してほしい。買い物の休憩がてら立ち寄ってもらえたら」と話す。
営業時間は10時~20時。