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福岡にフランス菓子「メルベイユ」専門店 メレンゲとホイップクリーム使う

ショーケースに並んだメルベイユ

ショーケースに並んだメルベイユ

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 フランス菓子「メルベイユ」の専門店「Queen(クイーン)」(福岡市中央区大名1)が1月11日、オープンした。経営は、チーズケーキストア「KAKA」などを手がける「UPROAD DINING」(西区愛宕2)。

「メルヴェイユ」の専門店「Queen」外観

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 北フランスとベルギー・フラマン地方で生まれたメルベイユは、メレンゲとホイップクリームを使って作る伝統菓子。同店は、同社初のメルベイユ専門店としてオープンした。テイクアウト販売のほか、イートインスペースも設ける。店舗面積は9坪で、席数は7席。

 同社では今年4月、天神にクリームケーキ専門店「Santa(サンタ)」のオープンを予定しており、オープンに当たりショートケーキの成り立ちなどを調べていた際に出合ったのがメルベイユだったという。同社でも初めて知るスイーツだったが、メルベイユを作ってみたいという思いから、オープンに至った。同社専務の庄司恵美子さんは「メルベイユは国内でもほとんど見かけたことがなく、当社でも初めて取り扱うスイーツだったので、製造するのが難しかった」と話す。

 同店のメルベイユは、店内で一つ一つ手作りする。甘さ控えめで、「ふんわりとしたエアリー感が特徴」だという。食べる時間帯によって異なる食感を楽しんでもらおうと、10時と14時に作りたてを用意する。作りたてすぐは、メレンゲのザクザク感とクリームのふんわり感が両方楽しめ、時間がたつにつれ、メレンゲとクリームが混ざり合い、しっとりとした食感になるという。

 店内では、プレーン、ナッツ、クランチの3タイプのメルベイユを常時8種類用意する。商品は、スイートチョコレートと生クリームを使った「スイート」(380円)、ホワイトチョコとピスタチオクリーム、ピスタチオ豆を使った「ピスタチオ」(420円)、ブラックココアクランチと生クリーム、カシスピューレを使った「カシス」(380円)など。このほか現在は、佐賀県産の白イチゴ「雪うさぎ」とルビーチョコを組み合わせた季節限定メルベイユ「白苺(イチゴ)」(680円)も販売する。季節限定商品は土曜・日曜のみ販売(仕入れ状況により異なる)。

 庄司さんは「食べるタイミングによって変わる食感を楽しんで、自分好みの食感を見つけてもらえたら。日本ではなかなか見かけない商品だと思うので、食べた感想を聞かせてもらい、もっと商品を良いものにしていきたい」と話す。

 営業時間は10時~19時。メルベイユの販売時間は10時~、14時~。イートインの利用は14時~18時。メルベイユが完売次第、閉店する。

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