福岡アジア美術館(福岡市博多区下川端町3、TEL 092-263-1100)で1月2日より、「あじびde初詣-アジアの神様大集合」が開催されている。
同展は新年初のコレクション展として、同館の所蔵品の中からアジア各国の神さまが描かれた絵画約50点を展示するもので、細密に描かれたネパールの美しい女神や、象の顔をしたインドのガネーシャ神、恐ろしい表情のカーリー神などさまざま神さまが登場する。
正月にちなんで展示品に「カルタ」のような解説を加えているのも特徴。作品「福禄寿三星図」であれば、福=幸福、禄=出世、寿=長寿を意味することから「幸福も出世も長寿も福禄寿」など、「カルタ」をモチーフに工夫を凝らしている。
また、特別企画として会場に用意されたおみくじを引くと、「あなたを1年間応援してくれる『ラッキー神さま』」のカレンダー付きお守りカードがもらえるほか、会場内の畳コーナーで解説カードを使用してカルタ遊びをすることもできる。
料金は200円。3月27日まで。