今秋、オープンする「ビルボードライブFUKUOKA」(福岡市中央区天神2)で公演を予定しているノルウェー出身、20歳のシンガーソングライター・ピアニスト、アレクサンダー・ウィズさんが来福し、7月16日に住吉神社能楽殿(博多区住吉3)でトークショー・ライブを行ったのに続き、翌17日にはVIORO(中央区天神2)6階のインテリアショップ「BALS TOKYO」で会見に臨んだ。
ウィズさんは昨年末、ノルウェーで権威ある音楽賞で5つのノミネートを記録するなど、「ピアノの貴公子」として高い人気を誇っており、7月4日にアルバム「Coming Home」で日本デビュー。同アルバム中のファーストシングル「The Other Side」が新人としては異例のFM福岡、CROSS FM、LOVE FMの3局など、全国計26局でパワープレー楽曲に決定するなど、注目されている。
「普通の会見では面白味に欠ける」(ビルボードライブ福岡広報の佐々木さん)と、インテリアショップを会場に企画。商品として展示されているソファやクッションに囲まれたインタビューは、終始アットホームな雰囲気の中で行われた。
「3歳のころからピアノを弾いていた。ピアノは初恋のようなもの」とウィズさん。腕に施した音符のタトゥーについては、好きな曲「LET IT BE」の最終小節を刻んでいるという。福岡の印象については、「福岡に来たのは初めて。故郷ノルウェーのトロンへイムのよう。小さな都市だが、静かで居心地が良い街」と感想を明かした。
16日の住吉神社能楽殿でのイベントの際、履いた足袋を「Holy socks(神聖な靴下)」と呼んでいるほか、「足の指がかゆくなったりもしたが、観客が温かく迎えてくれてうれしく、良い経験ができた」とも。
公演日は9月14日で、料金は自由席7,000円。