ブルーノート跡に「ビルボードライブ福岡」-プレミアム感打ち出す

9月3日「ビルボードライブ福岡」オープン 阪神コンテンツリンクの宮崎恒彰社長(写真左)と会見に出席した歌手のケイコ・リーさん(右)

9月3日「ビルボードライブ福岡」オープン 阪神コンテンツリンクの宮崎恒彰社長(写真左)と会見に出席した歌手のケイコ・リーさん(右)

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 昨年8月に米国ビルボードと日本国内での独占マスターライセンス契約を締結した阪神コンテンツリンク(本社=大阪市福島区)は9月3日、旧福岡ブルーノート(現在ソウルバード福岡としてホールレンタル営業中)跡に「Billboard Live FUKUOKA」(福岡市中央区天神2)をオープンする。

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 同店は、今年8月18日「東京ミッドタウン」内に開く「Billboard Live TOKYO」、同26日大阪・西梅田「ハービスPLAZA ENT」内に開く「Billboard Live OSAKA」に続く3店舗目となる。

 ファンクラブ会員のみ席指定が可能な自由席のほか、ステージ真正面のBOXシート(指定席)があり、キャパシティーは180席。内装デザインは3店舗統一し、スムーズな入場のため、ウェブ上での24時間予約システムを導入したほか、インテリア・音響・照明に気を配り、「大人のためのエンターテインメント空間を目指した」(同社)という。

 オープニング公演は、スティーリー・ダン、JOE、ベイビーフェイスなどのライブを予定しており、わずか180席のクラブで一流アーティストのライブを行なうという「プレミアム感」を強調、今後はソウル・ロック・ジャズなど、「より多彩なジャンルから、独自の視点で選んだアーティストのライブを行なっていく」(同社)。また、福岡ブルーノート時代から続けてきた地元アーティストによるライブ「フォーカスオン福岡」の継続を今後も予定しており、3店舗それぞれの地域に合ったアーティストラインナップやサービスの提供をしていく方針。

 同社は、マスターランセンス締結による「ビルボード」ブランドを最大限活用し、通常のライブビジネスのほか、ウェブ・モバイルビジネス、テレビ・ラジオ番組、音楽チャートの提供など幅広く音楽コンテンツ事業の展開を進めていくという。また、公演がない日は一般に開放し、ライブを開催するほか、結婚式場としての会場利用も検討中という。

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