アーティスト日比野克彦さんがリーダーを務める「明後日朝顔プロジェクト」の講演会が10月29日、イムズ(福岡市中央区天神1)で行われた。
今年で2回目を迎えた福岡では、イムズ屋上で育てた苗を、福岡市市庁舎、キャナルシティ博多、イムズ、ソラリアプラザ、ソラリアステージ、天神コア、大名紺屋町、大橋駅名店街など8カ所に移植し、壁面緑化などによるヒートアイランド現象の緩和や景観の向上などを目的として行われた。
講演を行った日比野さんは「朝顔は遣唐使・遣隋使の時代に大陸からやってきた。今度は交流として福岡からアジアへ明後日朝顔プロジェクトを広げたい。船で持っていきたいと思っているが、その船をこの福岡で作れるんじゃないかと思っている」と期待を寄せる。
2008年の活動では「明後日朝顔プロジェクト」と連携し、福岡アジア美術館で日比野克彦アートプロジェクト「日々の流展(ひびのながれてん)」を開催予定だという。