三越・福岡店(福岡市中央区天神2)9階で11月22日より、「王貞治 50年の軌跡 読売新聞報道写真展」が開催されている。
今シーズン限りでの福岡ソフトバンクホークスの監督退任を表明した・王貞治前監督。現役時代の通算本塁打数は868本。1977年には国民栄誉賞を受賞、1995年より福岡ダイエーホークス(現ソフトバンク)の監督に就任、監督勇退までの14年間でチームを3度のリーグ優勝、2度の日本一に導いた。今月24日には、福岡県民栄誉賞を受賞した。
会場では、ジャイアンツの現役時代の数々の記録を達成した瞬間や、日本刀を使った「一本足打法」の特訓風景、ホークス監督時代のパレードで手を振る姿、2000年に実現した「ON対決」で巨人・長嶋茂雄監督と握手を交わす写真など、王さんの野球人生を追った写真、約60点を展示している。
24日には、ヤフードームで行われた「感謝の集い2008」の終了後、会場に王さん本人も駆けつけた。突然の本人登場に、運よく居合わせたファンで会場は一時騒然とする中、王さんはファンに見守られながら、1枚1枚の写真を見て、当時を懐かしむ姿が見られたという。
また、会場入口では現役時代の写真のポストカードなどのグッズを販売しているほか、王さんが出演した亀屋万年堂の「お菓子のホームラン王 ナボナ」の当時のCMも上映。当時のデザインを施した「復刻箱ナボナ」(731円)も販売している。
営業時間は10時~20時。入場無料。期間中、毎日先着500人に王さんの現役時代の「一本足打法」ポスターを配布。今月28日まで。