大名に規格外野菜を低価格で販売する八百屋-今井雄太郎さんも応援

オリエンタルフーズ・堤弘幸社長(左)と同店応援団長の今井雄太郎さん

オリエンタルフーズ・堤弘幸社長(左)と同店応援団長の今井雄太郎さん

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 食品の卸業者「オリエンタルフーズ」(福岡県筑後市井田)は6月5日、大名に「大名の八百屋 がんばれ!ハナマル野菜」(福岡市中央区大名2、TEL 092-716-0008)をオープンした。

店舗入口もカラフル

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 同店は、味には問題無いが、へこみや曲がりなど見た目が原因で市場に並ばない「規格外品」や「B品野菜」と呼ばれる九州の地元で採れた国産野菜を中心にそろえ、低価格で提供している。

 同社は以前より、「味は同じで問題が無いにもかかわらず、『規格外』や『B品』と呼ばれる悪いイメージを変えたい」(同社の堤弘幸社長)と規格外で市場に並ばない野菜を「がんばれ!ハナマル野菜」と名付けて販売してきた。「不況の今こそ、見た目は悪いが安心・安全で、なおかつ低価格という利点がある商品を広く知ってもらい、日本の自給率アップに貢献できれば」と出店したという。

 店舗面積は約30坪。店頭には、「がんばれ!ハナマル野菜」のキュウリ(5本50円)、水菜(300グラム50円)、小松菜(300グラム50円)、ほうれん草(300グラム50円)などのほか、角が欠けて店頭に並ばない豆腐、フルーツ、国産肉など約60種をそろえる。客単価は500円~600円。

 今後は、少量ずつ多くの種類を盛った一人暮らし向けの野菜セットなど利用客のニーズに応えながら、「地域に根付いた八百屋を展開していきたい」と堤社長。同社長の思いに賛同した福岡のタレント・今井雄太郎さんが同店応援団長を務め、週に2~3回、店頭に立つという。

 営業時間は10時~19時。日曜・祝日定休。

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