天神地区と博多駅地区を結ぶルートの歩道に天神やキャナルシティ博多、博多駅までの距離を記した路面標示シートを設置する社会実験が3月下旬より始まる。
街の回遊性向上を目的に、天神と博多駅間のルートを約10万本のチューリップで結ぶ「福博花しるべ」の開催に合わせ、西鉄福岡駅周辺~天神中央公園~清流公園~キャナルシティ博多~はかた駅前通り~博多駅までのルートの歩道に67カ所設置する。
「観光客には天神と博多の方向が分かりづらいという声もあった」と道路下水道局道路維持課担当者。「天神~キャナル~博多駅間は歩ける範囲なので、分かりやすく標示すれば街の回遊性も高まる」と期待を寄せる。実験終了後はアンケートを実施し、結果次第で本格導入も検討する考えという。