福岡市動物園(福岡市中央区南公園)に4月10日、長野県からレッサーパンダのオス「ノゾム」が来園した。
ノゾムは、長野県の茶臼山動物園で2012年6月に誕生した3歳のオス。福岡市動物園には7歳のメス「マリモ」とオス「テッカ」の2頭がいたが、昨年10月にテッカは心不全のため死亡していた。今回、繁殖を目的に長野県からノゾムが来園することで、同園のレッサーパンダはオスとメスの計2頭となる。
10日の夕方に福岡市動物園に到着し、現在健康状態を調べているという。一般公開はノゾムが環境に慣れるのを考慮して4月下旬を予定している。