博多区の櫛田神社(福岡市博多区上川端町)の3つの門に節分厄除大祭の「お多福面」が登場した。
「お多福面」は全長約5メートルで木枠に和紙を張っており、桜門、南門、北門のそれぞれ顔が違うのが特徴。期間中はお多福の笑った口をくぐって出入りをするため「福に授かれそう」と何度もくぐる人も多い。
2月2日の福迎祭では「お多福面」を清める「福迎清祓い(ふくむきよめばらい)」や、白い桝の底に「福」の文字が書かれた大桝を清める「大桝祓い」が行なわれ、夕方には「鬼神楽」の鬼が現われる。3日には神殿に上ろうとする鬼を、「年男」と「年女」らが豆まきで退治し、最後には鬼が「改心」してお参りをして退散する、一般参加の豆まきも行われる。境内では豆や福寄せ、熊手などを販売。