「第21回福岡アジア映画祭2007」のプレイベントとして、これまで20年間で上映された作品の中から再上映の要望が多い映画のアンコール上映会が5月19日、九州日仏学館(福岡市中央区大名2)5階ホールで開催される。
上映作品は、第70回アカデミー賞最優秀ショートフィルム賞受賞(1998年)作で、日本政府の命令に背きながらもナチスから逃れようとしたユダヤ人のため、ビザを発給したリトアニアの日本領事代理・杉原千畝を主人公にした映画「ビザと美徳」(1997年・アメリカ作品)、亡き母の面影を追いながら生きる日系カナダ人女性と在日韓国人青年のふれあいを描く「マイ・ナイアガラ」(1992年・カナダ)、アメリカを舞台に成長する人種の問題をテーマにしたドキュメンタリー映画「ノン・オブ・ジ・アバーブ」(1993年・アメリカ)の3作品。
上映時間は11時、13時、16時。料金は、前売り=1,000円、当日=1,300円。
今年で21回目を迎える「福岡アジア映画祭」は、6月29日~7月1日に九州日仏学館で、7月6日~8日には岩田屋本館7階のNTT夢天神ホールで開催が決定している。同映画祭のボランティアスタッフも現在募集している。