博多の歴史を紹介する「はかた博物館」-アクロス福岡に登場

「街の博物館化計画が日本全国に広がれば面白いのでは」と話す立石縦泰さん

「街の博物館化計画が日本全国に広がれば面白いのでは」と話す立石縦泰さん

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 アクロス福岡(福岡市中央区天神1)1階コミュニケーションエリアで2月18日から、展示会「はかた博物館」が始まった。

 「2000年の歴史を持つ街『博多』は、約40ヘクタールの敷地で世界最大と言われるルーブル美術館より広い博物館だ」と笑顔で語るのは、任意団体「THE HAKATA REVIVAL PLAN(ハカタ・リバイバル・プラン)」の立石縦泰会長。同団体は、2006年より「博多の魅力を広めよう」と、立石さんをはじめとする幼なじみ5人で立ち上げ、博多の歴史をテーマに定期的に講話会、語り部会などを行っている。

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 同展は、「歴史は年代別に覚えるより、人物を掘り起こしていくほうが面白く、頭に入りやすい」(立石さん)と、俳人「種田山頭火」、博多学の第一人者という「三宅安太郎」、博多八丁兵衛の通り名を持つ「西浜屋徳蔵」ら博多の歴史上の人物をパネルで紹介している。

 5人から始まった同会は現在では、40代~60代を中心に20人ものメンバーを抱える団体に成長。立石さんは「小・中学生も『博多の歴史』に興味を持ってほしい」と市内の中学校で特別授業を行うなど積極的な活動に取り組んでいる。

 その立石さんが何よりも力を入れているのは、来年から本格的に始動するという「博多の町にある電柱2000本に歴史案内の看板を掲げる」プロジェクト。「博多の町自体が博物館」との言葉どおり、美術館の展示作品の下にある解説のような「電柱の看板=キャプション」を掲げ、リアルな「はかた博物館」の「設立」を目指すという。

 「私たちの活動を通して、大人・子ども関係なく、博多の歴史を知って『博多っ子』である誇りを持ってほしい」(同)と期待を寄せる。2月24日まで。

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