天神経済新聞の今年の上半期ランキングは上位4位までを、今年3月にオープンした中州の商業施設「gate’s(ゲイツ)」に関する情報が占めた。同施設のウェブサイトが開設されていないこともあり、街の変化に敏感なユーザーからのアクセスが多かったと推察される。
ランキングは、今年1月1日から6月30日までに配信したヘッドラインニュースのページビューを集計したもの。上位10位のランキングは以下の通り。
1.ゲイツの出店テナント80店舗が発表-13店舗が九州初(02/14)2.中洲、玉屋跡地の商業施設の名称は「gate's(ゲイツ)」に(2005/08/11)3.ゲイツにUSENグループの大型飲食店-個室40部屋(04/18)4.商業施設「ゲイツ」、飲食店など14店舗を先行オープン(03/15)5.天神・福岡ビル屋上に恒例の芝生ビアガーデン(05/18)6.天神に「メイドリフレクソロジー」が九州初上陸(01/27)7.倖田來未さんがトークイベント-ビジョンで生中継も(02/17)8.グローバルダイニング、「権八」など2業態を同時オープン(2005/11/07)9.親富孝通り近くにメイドバー-コスプレ服販売も(04/04)10.西鉄高架下に讃岐うどん店「福岡麺通団」-東京麺通団と提携(05/01)
ランキングでは、メードカフェブームにより「店の中がどのような雰囲気なのか」という部分に興味を持つ読者の好奇心を背景に8位と9位にメードカフェの新業態がランクインした。また、「いよいよ南の方からビアガーデンの便りが届くようになりましたね」(トラックバック「Bitaka」さんのコメント)とあるように、季節を感じる「ビアガーデン」が早くも登場したことを報じる記事が5位ランクイン。このほか、今が旬のアーティストである倖田來未さん(7位)、韓流スターのクォン・サンウさん(14位)らの来福も話題を集めたほか、「天神地下街で往復1,000メートルのファッションショー」(12位)「大名のバーが常時100種を揃える『梅酒バー』に業態変更」(16位)といった「ちょっと変わった面白ネタ」や飲食店、商業施設のオープン情報が上位にランクインしたのも上半期の特徴だった。