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福岡の「KBCシネマ」が開館30周年迎える 加瀬亮さん招き「加瀬亮映画祭」

福岡市の「KBCシネマ1・2」が開館30周年

福岡市の「KBCシネマ1・2」が開館30周年

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 映画館「KBCシネマ1・2」(福岡市中央区那の津1、TEL 092-751-4268)が6月11日、開館30周年を迎える。

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 1988(昭和63)年にオープンし、シネマ1(座席数108)とシネマ2(座席数80)の2つのスクリーンがある同館。インディペンデント系やアート系作品などを数多く上映し、多くのファンに親しまれている。

 2001年6月から同館支配人の宮定貴子さんが、上映作品の選定からイベントの企画などを行っている。仕事が趣味という宮定さんが「自分で見て良いと思う」作品を選んでいるという。

 良く来るという60代の女性は「ここでやっている作品は間違いがないという感じ。空間も落ち着ける。ニュー・シネマ・パラダイスをここで見たのも良い思い出」と語る。

 30周年を迎え宮定さんは「いつも天神から少し離れている場所に、映画の時間に合わせて来ていただき恐縮。これからも良い気持ちになって帰っていただけるようにしたい」と感謝を述べる。

 6月18日は30周年を記念し、22本の出演作品を同館で上演した俳優の加瀬亮さんを招いて、「加瀬亮映画祭」を同館とイムズホール(天神1)の2会場で開催する。加瀬さん自ら選出した出演作4本「ムーンライト下落合」「ニワトリはハダシだ」「自由が丘で」「ペコロスの母に会いに行く」を上映し、全作品とも上映後に加瀬さんのプレミアムトークを行う。

 「加瀬亮映画祭」のチケット発売は6月5日から。料金は1作品につき1,800円(全席指定)。

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