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西鉄のICカード「ニモカ」10周年 2020年に長崎で導入へ

今後の方針と記念企画を発表するニモカの城代寛昭社長

今後の方針と記念企画を発表するニモカの城代寛昭社長

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 西日本鉄道は6月5日、ニモカ(福岡市中央区天神1)が発行する電子マネー付きICカード「nimoca(ニモカ)」の誕生10周年を記念して、今後の方針と記念企画を発表した。

10周年記念nimocaカードとフェレット

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 「nimoca」カードは2008年5月18日に、西鉄天神大牟田線、西鉄バス福岡地区の一部の地域でサービスを開始。今年で10周年を迎えた。現在は福岡、大分、熊本、宮崎、佐賀、函館に導入し、累計発行枚数は350万枚を超える。

 今後の取り組みは、「nimoca」の利用可能エリアを拡大し、公共交通の利便性向上を目指す。その一つとして、2020年に長崎県内の交通事業者7社局で「nimoca」を導入する予定という。

 そのほか、「nimoca」を含むバスシステムで得られた交通データの活用も検討。バスの走行実績や乗降実績をデータ分析し、停留所別、経路別の需要や混雑具合などを把握することで、最適な運行ダイヤを策定することなどを検討しているという。

 ニモカ・城代寛昭社長は「お客さまにnimocaカードを持っていただき、たくさん使っていただけたことで10年目を迎えることができた。今後もサービスをより便利に快適にしながら、さらに使ってもらえるよう努力していきたい。将来的には、お客さまが持っているICカードで全てのエリアを乗車できるというような実現を目指す」と話す。

 10周年記念企画第1段として「10周年記念nimoca」を抽選で1000人に進呈。6月1日~6月30日までのキャンペーン期間中にnimocaを利用することで、専用サイトから応募可能。今後、第2弾キャンペーンも予定する。

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