自治体に特化したサービスを展開する「ホープ」(福岡市中央区薬院1)が8月22日、社員の子どもを対象とした職場体験イベント「Family Day(ファミリーデイ)」を行った。
子どもたちに働く楽しさや、社会の仕組みを知るきっかけを提供することで社員、家族、会社の相互理解を深めるために初めて開催された。
社員の子ども10人が参加。一日社員任命式から始まり、社内見学、子どもたちが手書きで作成した名刺で社員と名刺交換を行った。洋服や車などの広告制作、クライアントに扮(ふん)した社員相手に広告枠を販売する広告販売も行った。
参加した戸田龍之介君は「広告制作は細かいところが難しかったけど、社員の人が優しく教えてくれて楽しかった」と笑顔を見せた。母親で自治体コンサルティング部・係長の久仁子さんは「子どもが『お母さんの会社に行きたい』と興味を持っていたので、今日の職場体験を本当に楽しみにしていた。具体的に仕事を体験し、良い経験になったと思う」と話した。