イベント「ときめき見本市」が1月5日から、イムズ(福岡市中央区天神1)地下2階イムズプラザで開催されている。
障がいのある人たちが作る商品の中から特に魅力的なものを選定するコンクール「ときめきセレクション」入賞商品を展示・販売するイベント。福岡市の取り組み「ときめきプロジェクト」の一環で開催する。同コンクールには今回69商品がエントリーし、金賞6商品、入賞14商品が決定した。
会場には、朝倉地区農家の野菜を使った「博多ピクルス」(387円)や、福岡県内でニホンミツバチを養蜂し、瓶詰めまで一貫して行った「しののめ純粋ハチミツ」(100グラム1,200円)、「工房まる」のオリジナルカレンダー2019年版(1,500円)、子どもの成長に合わせ3通りに高さを変えて使える椅子「さをりのマルチチェア」(本体4,500円、座面2,500円)などの金賞商品、入賞商品では「稲わら製キャットハウス」(1万2,800円)や「おくすり手帳カバー」(1,080円)など、福岡市内の障がい者施設で作られた食品、雑貨、アートなど計20商品が並ぶ。
7日には同コンクール表彰式が行われ、金賞を受賞した施設が表彰された。福岡市保健福祉局の担当者は「イベントを通して商品を知っていただき、身近に感じて理解してもらいたい。頑張っている人たちのことや、質の良いものを作ろうとする活動について、皆さんに知っていただきたい」と話す。
開催時間は10時~20時。入場無料。今月11日まで。