展覧会「音と旅する鉱物展 九州大学総合研究博物館コレクション」が12月21日から、イムズ8階の三菱地所アルティアム(福岡市中央区天神1、TEL 092-733-2050)で開催される。
約750万点の博物標本や資料を収蔵する九州大学総合研究博物館(東区箱崎6)の中から、鉱物コレクション約100点を展示し、音楽家・原摩利彦(まりひこ)さんが手掛けた音と共に紹介する。
原さんは、現代アートや舞台、映像などの分野で活動する音楽家。自然や街の中で音を集める「フィールドレコーディング」の手法を取り入れる原さんは、九州大学総合研究博物館を訪れて収集した鉱物の音や鉱物から連想した音を基に作曲し、同展のための音楽を制作したという。
初日は、イムズ11階「デジタルハリウッドSTUDIO福岡」でトークイベント「音をめぐる旅」を開催。原さんが来場し、音楽活動や制作について語る。14時開演。自由席・先着順で定員は50人。参加費は500円。要電話予約。
このほか、来年1月11日の14時から30分程度、ギャラリーツアー「鉱物の魅力にせまる旅」を行う。九州大学総合研究博物館の中西哲也准教授が鉱物の魅力について話す。参加無料。予約不要。
開催時間は10時~20時(12月31日・1月1日は休館)。入場料は、一般=400円(前売り300円)、学生=300円(同200円)、高校生以下無料。来年1月26日まで。