広告業「西広」(福岡市中央区天神1)と九州の企業有志が3月27日、「いまできることプロジェクト」をスタートした。
新型コロナウイルスの影響によりイベント中止や外出自粛などが相次ぎ、閉塞感のある状況を前向きに九州から変えていきたいとする九州の企業32社の賛同でスタートした「いまできることプロジェクト」。
同プロジェクトでは3月27日、西日本新聞の朝刊に30段見開き広告で「満開のサクラ新聞」を掲出したほか、特設サイトも公開。九州各地の過去の桜の映像を使って制作したムービーを紹介した。4月9日は、今年の桜を撮影したムービーも公開する予定という。新聞、サイト、ムービー全てのビジュアルに、満開の桜のイラストと「はやく、世界に春が訪れますように」とのメッセージを添える。
「西広」の同プロジェクト担当者は「多くの人に、閉塞感がある中、気持ちを和らげてもらえたらうれしい」と話す。