福岡市科学館(福岡市中央区六本松4)は7月18日から、全4回の有料オンライン講座「5G&IoTデザインワークショップ HeForSheプログラム 2020 Fukuoka」を開催する。
米カリフォルニア州スタンフォード大学医学部麻酔科・創薬開発研究所所長で、福岡市科学館顧問の西村俊彦さんが総合プロデュースする、全4回の有料オンラインワークショップ。5GやIoTのスペシャリスト・国内外のさまざまな分野の講師陣により実施するオンライン講座となる。講座の実施に当たり、国連の提唱するジェンダー平等を推進する取り組み「HeForShe」の考え方を組み込む。国内外の講師とつないでのオンライン講座は同館初の取り組み。
全4回の講座を通して、参加者のアイデアで福岡を活性化させることを目指す。5GやIoTなどの新技術を学びインプットし、それを用いて福岡の地域課題についてアイデアをアウトプットする。講師陣は、大阪大学大学院情報科学研究科教授の栄藤稔さん、福岡大学産学官連携コーディネーター客員教授の中川普巳重さん、日本経済大学学長の都築明寿香さん、日経BPシリコンバレー支局長の市嶋洋平さんなど。アイデア企画発表会で優良な企画を表彰し、社会実証に移すことを視野に入れて活動するという。
開講に当たり、6月27日には、東京大学大学院工学系研究科教授の森川博之さんをはじめとするゲストを迎えて、無料オンライン説明会をライブ配信で実施する。
受講料(全4回)=8,000円。対象年齢=18歳以上(高校生不可)。定員=40人、応募多数の場合は抽選。開催日=7月18日、8月8日、10月10日、11月14日。開催時間=13時~16時。応募は福岡市科学館ウェブサイトから受け付ける。応募締め切りは6月30日まで。