酢蔵「庄分酢」(福岡県大川市)が7月4日、直営店「庄分酢 福岡けやき通り店」(福岡市中央区赤坂3)をオープンした。
「庄分酢」は、1711(宝永8)年創業の酢蔵で、約300年にわたり酢造りを続け、食酢・調味酢・飲用酢の製造・販売などを行っている。大川市の庄分酢本社と朝倉市では、ショップとレストランを展開しているほか、東京・銀座の「GINZA SIX」内にも「発酵酢屋 庄分酢」を出店する。
同社初の福岡市内の店舗となる「庄分酢 福岡けやき通り店」は、福岡都市部に住む同社のファンから、大川市や朝倉市の店舗まで行くのが遠いという声を受け、近くで購入できるようにと決定したという。毎週土曜を主軸に営業する。店舗面積は約20坪。店内には大川家具の調度品をしつらえている。
店舗では、調味酢や飲用酢、ドレッシングなどを販売。商品は、「美味酢」(300ミリリットル、399円)、「万能くろ酢たれ」(300ミリリットル、486円)、「ビネガーサイダー」(245ミリリットル、302円)、「蔵付酢酸菌 かすみくろ酢」(200ミリリットル、1,620円)、「酸飲(飲む酢)」(200ミリリットル、972円~)などをそろえる。
同店店長の草野美樹さんは「いろんなお酢の料理や使い方を紹介していきたい。おいしく健康によいお酢を生活に取り入れていただければ」と話す。
営業日時は土曜10時~17時、そのほかの営業日は専用インスタグラムアカウントで公開する。