ジュンク堂書店福岡店が8月7日、天神・西通りの商業ビル「天神西通りスクエア」(福岡市中央区大名1、TEL 092-738-3322)1階~3階に移転オープンする。
2001(平成13)年11月に「天神MMTビル」(中央区天神1)1階~4階に西日本最大規模の売り場面積・在庫数を誇る書店としてオープンしたジュンク堂書店福岡店。入居ビルの将来的な再開発のため、6月30日から一時閉店していた。
新店舗の売り場面積は約720坪(書籍=620坪、文具=75坪、ギャラリー=15坪)。約55万冊を並べる。1階は、入り口から新刊・話題書・雑誌・実用書・文芸書の構成で並べ、レジは1階にまとめて配置する。前店舗で飼育していた絶滅危惧種の「オンガスジシマドジョウ」の親子も新店舗で展示する。
2階は、文具・雑貨コーナーを設けるほか、文庫やビジネス書、コンピューター関連などの書籍を並べる。西通りの地域性から、客層が若いということもあり今回初めて化粧品コーナーを設置。同フロアには「MARUZENギャラリー」も併設し、移転後初のイベントは前店舗でも開催していた「古書市」を予定している。
3階は、人文・医学・芸術・コミック・語学や学習参考書などの書籍を並べるほか、福岡・地元の歴史の本を前店舗と同じ品ぞろえでコーナーを設ける。児童書が並ぶコーナーには、子どもが試し読みできるようベンチスペースも用意する。
オープニングキャンペーンとして8月10日まで、500円以上の購入客先着1000人にフリクションマーカーを進呈するほか、2,000円以上の購入客先着2000人に福岡店限定「ドジョウイラスト入り今治ハンドタオル」を進呈する。
同店店長は「皆さんに本を届けるということを大事にしながら、楽しんでいただけるような店舗を目指していきたい。37日間、店を閉めていたが、その間全くお客さまと会わないという体験から、いかにいつもお客さまに支えられて仕事をしていたかをあらためて感じた。いろいろと変わった部分もあるので、まずはご来店いただけたら」と話す。
営業時間は10時~20時。