切り絵作家・松原真紀さんの作品展「たゆたう」が9月1日から、ジュンク堂書店福岡店(福岡市中央区大名1)2階「MARUZENギャラリー」で開催される。
松原さんは福岡県八女市生まれの切り絵作家。切り絵は独学で学んでおり、2010(平成22)年に八女市の町家にアトリエ兼ギャラリー「くろくも舎」を開設。作品は、福岡県の伝統工芸品「八女手漉(てすき)和紙」だけを使い、全て手作業で作っている。デザインも全て松原さんによるもので、動物や昆虫、花、人物など自然や命あるものをテーマに制作している。
同展では、動物や昆虫などをモチーフにした額縁入りの作品やモビール、あんどんの明かりでともした作品など約50点を展示する。額縁入りの作品は販売もしており、価格帯は約5,000円~10万円以上の作品をそろえる。会場では、松原さんの書籍やポストカード、シールも販売する。
松原さんは「手すき和紙から生まれた小さな物語たちを見にお越しいただければ」と話す。
開催時間は10時~20時(最終日は16時閉場)。9月10日まで。