展示会「jikijiki展 料理家 広沢京子 食のつながり 食のひらめき」が10月3日から、イムズ8階の三菱地所アルティアム(福岡市中央区天神1)で開催される。
広沢京子さんは、1975(昭和50)年生まれの料理家。千葉県で生まれ、飲食店勤務やフードスタイリストのアシスタントを経て独立。11年前に東京から福岡に拠点を移し、現在糸島市に暮らす。「jikijiki(じきじき)」とは、広沢さんが立ち上げた食のレーベルで、生産者から直に仕入れた野菜や果物を、ジャムやピクルスなどの瓶詰めにし、自身の料理教室やワークショップで紹介・販売し、消費者と生産者をつなぐ活動を行っている。
同展では広沢さんの活動を紹介。生産者たちとのエピソードや作物、そこから得たひらめきをキッチンで形にし、食卓に振る舞うまでのプロセスや食のアイデアを、ストーリー仕立てで紹介し、写真や映像、レシピ、キッチン道具や器などを展示する。このほかアルティアム併設ショップで、「jikijiki」の商品や本展オリジナル商品なども販売する。
担当者の安田由佳子さんは「本展は、『食』をより豊かにするヒントが詰まった展覧会。jikijikiに込められた思いやアイデアを、写真や映像、調理道具などの展示を通して紹介している。料理家 広沢京子さんの作り手とのつながりやひらめきが、料理や活動に展開される様子を楽しんでいただければ」と来場を呼び掛ける。
開催時間は10時~20時(10月20日は休館)。入場料は、一般=400円(前売り300円)、学生=300円(同200円)、高校生以下無料。11月1日まで。