豚カツ専門店「ニューとんかつ 油と鍋」が1月2日、イムズ(福岡市中央区天神1)12階にオープンした。
鹿児島県産黒豚を約2時間かけて低温で蒸しゆっくり火を入れた後、油で揚げた豚カツを有田焼や波佐見焼などの九州の器で提供する。フレンチレストランで修業した料理長の前田朋さんが、フレンチで培った技術を生かし調理する。
店名は、熱伝導の良い銅製の揚げ鍋と独自ブレンドした調理油を使うことで、火の入れ方にこだわった新しい豚カツ店という意味合いで付けた。運営はガレット料理「BREIZH Cafe CREPERIE(ブレッツカフェ クレープリー)」(博多区博多駅中央街1)などを手掛ける、福岡の飲食店グループ「colorful(カラフル)」(中央区大名1)。店舗面積は約26坪、席数は30席。
メニューは、「上ロースかつ定食」(1,580円)、「特上ヒレかつ定食」(1,780円)、「薩摩鶏かつ定食」(1,480円)、ランチ限定の「ロースかつ定食」(1,200円)のほか、単品メニューとして、「特上ロース」(1,480円)、「上ヒレ」(1,280円)などを用意する。ドリンクは、ビール、ワイン、ハイボール(480円~)などをそろえる。価格は全て税別。
前田さんは「今後、『ニューかつ丼』『特上メンチカツ』などの新メニューも予定している。熱、食材、器、すべてにこだわった豚カツ。歯切れのよいしっとり柔らか食感の新しい豚カツを味わってほしい」と話す。
営業時間は、ランチ=11時30分~15時、ディナー=17時30分~21時。