全国各地の土産菓子を一堂に集めた展示販売会「全国縦断お土産まつり」が1月12日から、福岡三越(福岡市中央区天神2)地下2階特設会場で開催される。
菓子類販売促進コンソーシアム(全国菓子工業組合連合会)が主催となり、農林水産省の菓子類販売促進緊急対策事業の補助を受けて実施。新型コロナウイルス感染症拡大により、国内旅行客が減少し、地方菓子店における土産菓子の販売が大幅に落ち込んでいることを受け、新たな消費喚起のための取り組みとして開催する。これまで、広島や札幌、東京など各地で開かれている。
イベントは第1週(1月12日~18日)と第2週(1月19日~25日)に分けて行う。第1週は東日本24都道県の土産菓子全129種類をそろえ、第2週は西日本23府県の土産菓子全114種類をそろえる。
ラインアップは、「きのとや」(北海道)の「きのとやフィナンシェ」(5個=972円)、「春華堂」(静岡県)の「うなぎパイV.S.O.P」(12本入り=982円)、「五十鈴茶屋」(三重県)の「おかげ犬サブレ」(6枚入り=841円)、「いづみや本舗 泉寿庵」(兵庫県)の「ベルサイユのばら 炭酸せんべい」(1包3枚入り・8セット=801円)、「山方永寿堂」(岡山県)の「妖怪きび団子」(10個入り=550円)、「御菓子御殿」(沖縄県)の「元祖紅いもタルト」(10個入り=648円)などをそろえる。
岩田屋三越の食品営業部・催事担当バイヤーの佐藤克美さんは「天神で旅気分が味わえるイベント。全国の人気土産菓子をお楽しみいただけたら」と来場を呼び掛ける。
開催時間は10時~20時。今月25日まで。