旧福岡県公会堂貴賓館(福岡市中央区西中洲)で現在、福岡県産の菊を用いた館内装花が行われている。
新型コロナウイルス感染症感染拡大に伴う花きの需要の低迷で影響を受けた、県産花きの消費促進を目的として開催を企画。中でも特に需要が低減した輪菊を中心に館内全体を彩る。
県産の輪菊を400本以上使い、館内のエントランスにメインのオブジェを展示し、各部屋の雰囲気に合わせ装飾する。
同館館長の平井千恵さんは「仏花のイメージが強い輪菊を払拭(ふっしょく)するような、ダイナミックかつ壮大なスケールで装飾している。この機会に、菊の魅力を知っていただければ」と来場を呼び掛ける。
開館時間は9時~18時。月曜休館。入館料は、大人=200円、15歳未満=100円、6歳未満・65歳以上は無料。今月28日まで。