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福岡にいなりずし専門店「CANDY INARI brun」 50年続いた実家すし店の味継承

社長の樋口さんと店舗外観

社長の樋口さんと店舗外観

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 いなりずし専門店「CANDY INARI brun(ブラン)」(福岡市中央区大名1、TEL 070-8535-1306)が10月27日、オープンした。

いなりずし「CANDY INARI」

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 福岡を中心にウエディングプロデュースなどを手掛ける「ル・クール」(大名2)が運営。社長の樋口りつさんの実家が50年余り続いたすし店を営んできたことから、「閉店した実家のすし店の味を継承したい」と、新型コロナ禍で影響を受けているウエディング会社の新規事業として始めた。店舗面積は約4.4坪。イートインスペースも設け、席数は店内6席、テラス2席。

 伝統のレシピをベースに「キャンディーのように手で気軽に食べられるすしとして提供したい」とキャンディーパッケージのいなりずし「CANDY INARI」を開発。パッケージのデザインも樋口さんが手掛けた。店舗内装は、いなりずしのポップなパッケージと対照的に「くつろげる空間」をコンセプトにした。店名は、フランス語の「褐色」から付けた。

 メニューは、定番メニューとして、実家のすし店のレシピの「繁盛いなり(黒ごま)」「ワサビ」「生姜(しょうが)」「ちりめん山椒(さんしょう)」「玉子焼き」(以上129円~)の5種に加え、数種類の季節限定のいなりもそろえる。「赤紫蘇(しそ)ドリンク」や「brunオリジナルコーヒー」「八女中尾農園ブレンドほうじ茶」(以上324円~)などのドリンクも販売する。今月末までは、オープン記念として、ドリンクと好きないなりずしを2個選べる「ドリンクセット」(648円)も準備する。

 樋口さんは「若い方から年配の方まで、幅広い方に老舗の味を手軽に楽しんで食べてもらいたい。キャンディー缶のギフトボックスも準備しているので、贈り物にも利用してもらえたら」と話す。

 営業時間は12時~18時。火曜・水曜定休。

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