福岡県護国神社(福岡市中央区六本松1)で1月7日の10時から、七草祭が執り行われる。
「七草祭」は、春の七草であるセリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロを御神前に供え、厄よけ・無病息災を祈る神事。同神社では30年以上前から毎年執り行われている。新型コロナウイルス感染症への対策として、昨年に続き本殿内への参列は不可。祭典終了後は、七草を練り込んだ七草餅(1組2個入り・お札付き、300円以上奉納)を数量限定で授与する。
権禰宜(ごんねぎ)の内籐尚武さんは「七草には、強心、整腸などの薬効があり、これらにより体調を整え、体力を補強するといった科学的な知恵が生きている。無病息災を祈り、七草餅をお受けしてもらえたら」と話す。