ステップをピアノの鍵盤に見立てた大型の「階段ピアノ」が7月29日、西鉄福岡(天神)駅の北口階段に期間限定でお目見えした。
西日本鉄道(福岡市博多区博多駅前3)が福岡市と連携して設けた同ピアノ。ソラリアビジョン前の北口階段をピアノに見立てて装飾し、階段を上り下りする際にドレミの音階が書かれた段を踏むと、階段に設置したセンサーが反応してピアノの音が鳴る。通勤や通学などで利用する階段に、ピアノの音がでる仕掛けを施し、音楽を通じて天神のにぎわい創出を図る。
センサーは、北口階段の大階段44段の中央踊り場から下階段の21段のうち、上下3段ずつを除いた15段に設置する。
福岡市は階段の利用を促進することで利用者の健康増進も狙う。
ピアノの音が鳴る時間は10時~17時(土曜・日曜・祝日は18時まで)。9月11日まで。