「クロスライフ博多天神」(福岡市中央区春吉3)と「クロスライフ博多柳橋」(春吉1)が10月1日、両館同時にオープンした。運営は国内29施設の旅館、ホテルなどを運営するオリックス・ホテルマネジメント(東京都港区)。
同社の新規ブランドの「クロスライフ」は、3つのコンセプト「Play with Local ~ 地域と一緒に」「My 3rd Place ~ 自分らしい居場所」「360°Life(スリーシックスティライフ)~自由なライフスタイル」を掲げ、「自分らしくいられるお気に入りの場所」を提案する。クロスライフブランド初として「クロスライフ博多天神」「クロスライフ博多柳橋」を開業する。
「クロスライフ博多天神」は13階建てで、フロア構成は1階=ロビー・レストラン・カフェ&バー、2階=大浴場・客室、3階~13階=客室。総客室数は286室で、客室タイプはコンフォートとスタンダード4タイプ、ロフト付きツインなど。大浴場には、サウナやデジタルアートを備える。
「クロスライフ博多柳橋」は12階建てで、1階=ロビー、カフェ&バー、2階=レストラン・客室、3階~12階=客室。総客室数は242室で、客室タイプはエコノミー、コンフォート、2段ベッドタイプなど。館内の各階数表示と部屋番号案内には、13の窯元が制作した小石原焼の作品を用いている。
いずれの館内にも多機能型のコミュニティプレイス「360°Hub」と、地域情報を発信・共有する「コネクトボード」を設け、ゲストや地域の人が交流できる場とする。同じくレストランは11時から、宿泊者以外も利用することができるカフェ&バーとして営業する(博多柳橋は10時~)。