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天神に沖縄そば専門店「菊鶴そば」 祖母の名前から名付け

「菊鶴そば」

「菊鶴そば」

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 沖縄そば専門店「菊鶴そば」(福岡市中央区天神5、TEL 092-731-0220)が12月1日、オープンした。

「菊鶴そば」

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 同店は、福岡・高宮で「おきなわ宮古島食堂 彩屋(さいや)」(高宮2)を営む下地彩也さんが店主の沖縄そば専門店。8月に行われた音楽イベントで沖縄そばを提供したところ好評だったため、以前から考えていた沖縄そば専門店の出店に踏み切った。

 店舗面積は約15坪。席数はカウンターのみ15席。店内に沖縄音楽を流し、沖縄をより身近に感じられるようにしたという。店名は、下地さんの祖母である菊さんと鶴さんから名付けた。看板メニューの「菊鶴そば」は、下地さんが幼い頃祖母と一緒に食べた沖縄そばの味を現代風にアレンジして作ったという。カツオをベースにしたスープと、沖縄の「亀浜製麺所」の麺を使った沖縄そばを提供する。

 主なラインアップは、最も人気という豚の三枚肉と軟骨ソーキ入りの「菊鶴そば」(980円)をはじめ、皮付き豚バラ肉入りの「沖縄そば」、沖縄県産の海藻・アオサが入った「あーさそば」(以上820円)、「ソーキそば」(870円)、同店の賄い料理から生まれた「牛カレーそば」(850円)の5種類。トッピングで、三枚肉(220円)、「軟骨ソーキ」(270円)、「あーさ」(180円)などを用意するほか、サイドメニューで「ジューシーおにぎり」(1個100円)、「タコライス」(750円)などをそろえる。

 下地さんは「今も昔も変わらない伝統ある沖縄の食文化を伝えたい。店が福岡と沖縄の架け橋になれば」と話す。

 営業時間は11時~14時30分(スープがなくなり次第終了)。

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